短期記憶と長期記憶
※前回の記憶法の記事の補足です。
人間の記憶には短期記憶と長期記憶というものがあります。
例えば一夜漬け。
テスト前、一晩で一気に記憶したものの、テストが終わって次の日には覚えた内容をすっかり忘れていたりしませんか?
これが短期記憶です。
一方で記憶に深く根付いているのが長期記憶です。
例えば、
・仲の良い友達の名前
・学校や会社までの歩く道
などは、忘れることはほとんどないですよね。
なぜ忘れないかといえば、なんども同じ情報が脳に触れるからなのです。
毎日会う友達、毎日歩く通学路…。
なんども触れる情報は、忘れては困ると脳が認識し、意図せず記憶してくれるようになるのです。
学校や塾で先生が「復習が大事だ」と言うのもこのためです。
1度の授業で得られた記憶は短期記憶になってしまいますが、
復習をすることで同じ情報に脳が2回触れることになり、記憶に残りやすくなるのです。
もちろん予習まですれば、同じ情報に脳が3回触れることになるので、より一層記憶に残りやすくなります。
ただ一方で長期記憶にも欠点はあります。
それは「記憶の定着に時間がかかる」ということです。
(”長期”記憶なので当たり前といえば当たり前ですが…笑)
なので、よりより効率的に記憶をしたいという場合には、
「一夜漬けのように、一気に短期記憶をする」×「次の日から毎日ゴロ寝記憶法で長期記憶として脳に記憶させる」
という合わせ技が良いと思います。
(と書いてはいるものの、短期記憶を一気にした次の日は疲れてだらけてしまったりして難しいんですがね…笑)
短期記憶と長期記憶の紹介でした。